スイーツランド(SWEET LANDS)のキャラクターについて

スイーツランド

キャラクター

スイーツランド(SWEET LANDS)には、キャラクターシートが7枚収録されており、裏表の14種類ものキャラクターが用意されています。

彼女らは多種多様な能力を持っており、それぞれの個性を活かしてゲームを優位に進めましょう!
キャラクターによっては、【ウサギ軸】か【工業軸】のどちらが得意なのかハッキリしている子もいれば、「自分、どっちでもやれます!」のようなやる気のすごい子もいます。

軸の得意がハッキリしている子は、その軸で進めればいいのでわかりやすいですが、どっちでもやれるやる気のすごい子は、プレイヤーがどう得点を稼いでいくかを決めなければいけないので、他のプレイヤーがどの軸を取りそうか、初期手札がどっち寄りなのか、などを判断できる必要があるので、慣れが必要になります。

どのキャラクターも、300点超えを目指すことを想定した評価にしています。
なんかそのへんの参考になればと思います。
結局のところ慣れが必要なことに変わりはないのですけどね。

キャラクターを順に見ていくよ!

あいうえお順でかつ、キャラクターシートの裏表順で行きます。

アリス・ティーローズ

軸扱いやすさキャラ能力時計塔配置目標
ウサギ寄り★★☆☆☆★☆☆☆☆4~5ラウンド目
能力:都市を数える際に、種類関係なく、とにかく3個以上のひとかたまりであれば1都市とみなしてよい
時計塔能力:永続:時計塔1個だけで1都市とみなしていい/パス時:1都市につき1勝利点

とにかく建物3個固めれば都市と言い張ることができる、都市系キャラですね。
確かに、都市をいくつもつくるのは初めのころは難しいので、初心者の都市練習にもってこいです。

ゲーム自体に慣れて、この能力なしで都市をしっかり作ることができるようになれば、ハッキリ言って必要のなくなる能力です。様々な選択肢の中からやるべきアクションを適切に選べるようになれば、1回のアクションで同じ種類の建物をいくつも建てるメリットが薄い場面が多くなってくるのです。特に、工業トラックの牛乳を複数固めても都市と言い張れるのは確かに便利ですが、牛乳は建てたときのボーナスが何も無いので、一気に複数建てるメリットはありません。

さらに、時計塔単体で“1都市”と言えるのも便利っちゃ便利ですが、このコマは単体で離した位置に置かないと最大限のメリットがありません。ですので、他のキャラクターよりも多めに土地を工面する必要があります。となると、正直工業を回してる余裕がないです。
オレンジのオートメーションボーナスにanyタイルが元から付いてるので、「これ、土地の足しにでもしてな~」と言わんばかりですね。素直にウサギ軸で土地工面しながら、余った麦はウサギを置くのに使うぐらいの気持ちで行く方がたぶん楽です。

工業も不可能ではないのですが、いかんせん能力が何も無いに等しいので、カードや特殊地形タイルでガッツリ補助をもらえないと厳しいです。特殊地形タイルも、『2工業2鉄』なのか、『2タイル2麦』か、『2道2木』か、はたまた『2繁栄トラック』なのか、状況に応じて足りないものを適切に選択する必要があるので、最初のうちはおすすめしません。むずいです。

ゲーム自体に慣れてきて300点を目指そう、となると非常に得点行動がやりづらいキャラクターです。時計塔込みでやっとこさ6都市作っても、パス時の9都市点とキャラクター得点で6勝利点にしかならないので、他の都市点をダイレクトに伸ばしてくれるキャラクターの方が得点効率がいいことになってしまいます。
慣れると都市はどのキャラでも作れますし、他のウサギや工業を伸ばせるキャラで、同時並行で都市点も稼ぎ出すと、都市点の得点効率が同じなのでどうやっても勝てません。

ロータス・チェー

軸扱いやすさキャラ能力時計塔配置目標
ややウサギ寄り★★★☆☆★★★☆☆2~4ラウンド目
能力:1ラウンドに1回、フリーアクションで道の隣接していない任意のタイル1枚を裏返す
時計塔能力:建てた以降、パス時の都市点の得点レートが上がる

つよい

基本的に、このゲームで“フリーアクション”でルール無視できるキャラクターは全部強いです。
彼女もその一員ですね。

注意が必要なのは、「この子は都市キャラである」という点です。
都市キャラであるというだけで、「都市さえしっかり作ればおk」ではないのです。

時計塔能力で、パス時の都市点が最大6都市で12都市点まで伸びるようになります。
6都市とまでいかずとも、5都市で一般キャラの6都市分の都市点が入るので、4ラウンド目までに4都市、5ラウンド目に5都市目をつくる、ぐらいのペースを目標として考えていいと思います。

フリーアクションで道のないタイルでもラウンド毎に1回裏返すことができますので、これを悪用しましょう。ひっくり返したときのタイルの効果も、建築した時の効果も通常通りもらえます。
最終的には建物を効率よく建てていきたいので、基本的にはウサギ軸で食料トラックを進めつつ建築軽減で木を浮かせて、タイルのための麦を収入で工面するのが楽かと思います。
カード次第では、序盤に無茶して地図ボードの真ん中を突っ切って、特殊地形タイルを配置→能力でひっくり返すまでやると、強力なボーナスと建築用土地が序盤にさっそく手に入るので、真ん中突っ切るルートを考慮に入れてもいいかと思います。

都市を最大数置こうと思うと、外周に沿ってタイルや建物を配置していく方が色々とやりやすい都合、序盤に真ん中突っ切りは無茶することになるのですが、外周に4都市+内側に1都市(内側の土地は3ラウンドかけて能力で工面)みたいな形をアイデアとして持っておいて損はないと思います。
もちろん、能力は状況に応じて他の場所のタイルひっくり返すのにも使っていいです。はい。強いです。

土地を工面しやすいという点で都市をつくりやすい子ですので、そこを悪用して都市をつくりつつ、ウサギ(場合によっては工業、カードや他プレイヤーの軸による)で得点をしっかり稼いでいきましょう。

エリ・マカロン

軸扱いやすさキャラ能力時計塔配置目標
どちらでも★★★★☆★★★★☆3~4ラウンド目
能力:なし(初期の収入値が高いだけ)
時計塔能力:パス時に基礎資源の収入値の最も低い値1つの数値ぶんの勝利点を得る

ゲーム中の能力は何もない、だが金と資源はある。セレブです。
時計塔能力も、基礎資源の収入値をまんべんなく上げないと得点が上がらないので、時計塔優先度は低めです。「都市の一部に数える建物」程度に思っておいても差し支えありません。
それぐらい基礎が強いです。

ゲーム中に、何かフリーアクションでプラスアルファがあるわけではないので、プレイヤーが得点軸を決めないといけないあたりは、少々慣れが必要ですが、何をするにしても収入値のスタートが高いので、だいたいなんでもやれます。
他のキャラクターがへーこら言いながらやっとこさ収入値を上げる時間が1ラウンド分ぐらい必要ないようなもんです。そんなん強いよ。

一応、時計塔の建築条件に、オレンジタイルとチーズテントを要求していますので、ウサギで行く方がやりやすいとは思いますが、時計塔の優先度がそこまで高くないので、他のキャラクターとウサギが被るぐらいなら工業でいってもいい人です。ワカプレで勝てるならウサギ貫いてもいいですし。
とにかくなんでもやれます。
カードに恵まれたなら、2ラウンド目からのパス時支援タイルは、すべて得点系のものを踏み続けてもいいぐらいだと思います。

エルサ・スカイル

軸扱いやすさキャラ能力時計塔配置目標
どちらでも★★☆☆☆★★★★★3~4ラウンド目
能力:タイルを置く時に、既存タイルに隣接させて置かなくてもよい(どこに置いてもいい)
時計塔能力:パス時タイルを1枚置く&接続している港1つにつき2勝利点

ぶっ壊れてます。

ルール無視のキャラクターですね。タイルは、道と違って「置いた時にボーナスがもらえる」場合があります。それらのほとんどは強力なものであり、できることなら全部ほしいですね。
そんなボーナスを、「タイルどうしを隣接させて置く必要がない」ということで、いつでも任意のタイミングでもらえるってことですね。
しかも、パス時にanyタイル1枚も置けるおまけつき。何もしなくても、ゲーム通して5枚のタイルが保証されているだなんてやりすぎでは。港接続には最低15枚のタイルが必要ですが、その3分の1が勝手に手に入るだけでも相当なアドバンテージですね。

どこにでもタイルを置ける問題児ですが、注意点はもちろんありまして、港の接続は「首都ヘクスから辿れる」必要がありますので、最終的には他のキャラクターと同じく、首都ヘクスから辿れる盤面にはする必要があります。

しかしまあ、こんな強いの悪用しない手はありません。
理想ムーブの記事で紹介したウサギ軸の1ラウンド目の目標は、「1匹目のウサギを置くこと」でしたね。この子は、その必須アクションである「4麦1ウサギ」が必要ありません。
理由は単純で、食料トラックを最低4歩進めて、建築1回の3アクションを最低限やっておけば、パス時にタダでもらえるタイルを「ウサギを置けるボーナス」のヘクスに配置するだけでいいんですね。
他のキャラクターよりも、1ラウンド目の動きが1アクションとその分の資源とカードが浮く形になります。

仮に、1ラウンド目の目標を、ウサギ軸なら「1匹目のウサギを置く」、工業軸なら「工業トラックの6歩目に到達する」に設定したとします。すると、つよつよカードで紹介した『デラ・ドゥルセデレチェ』がこの子によってバケモン強くなります。
このカードを1ラウンド目に引いてしまったが最後、踏んでいるパス時支援タイルの条件が整っていれば大犯罪ムーブ(1ラウンド目にウサギ1匹置いて、かつ工業トラック6歩目到達)ができちゃいます。両軸の目標を1ラウンドで両方達成できるのです。

まずはパス時支援タイルの条件ですが、
「建築時1鉄軽減」「1ドロー」「6金」「3資源」「麦収入」「鉄収入」のどれかを踏んでいることが必要になります。
そして、初手に『デラ・ドゥルセデレチェ』を引く。(これが最も難しい)
これが大犯罪ムーブの前提条件になります。あくまでも理想です。こんだけ整ってれば暴れるキャラクターやよってことを言いたいだけです。普通は引けませんので狙うもんじゃないです。

あとはワカプレの話になりますが、順不同で
 ・4麦2パン(タイルは工業トラックを進めるボーナスを踏んでおく)
 ・2建築で牛乳となんかを建てる
 (・必要に応じてアクションディスクを取る)
 ・3鉄2工業
 ・6麦3タイル(能力で工業トラックを進めるボーナスをさらに2カ所は踏む)
 ・カード『デラ・ドゥルセデレチェ』プレイ
 ・パス時にもらえるタイルを「ウサギを置けるボーナス」に配置

夢物語の完了ですね。
ワカプレでうまくやるのは必須ですが、アクション数的にはいける計算になります。
1麦と1鉄が足りない分はパス時支援タイルとフリーアクションの資源変換で補う感じになります。
やべえっす。

カルメン・メロ

軸扱いやすさキャラ能力時計塔配置目標
やや工業寄り★☆☆☆☆★★☆☆☆2~3ラウンド目
能力:(1ラウンド目の収入フェイズの1回のみ)追加で2枚ドローし、手札の任意の2枚を無料でオートメーション化する/永続:産業ボーナスを得るたびに、1資源キューブをキャラクターボードに置く
時計塔能力:このキャラクターボード上のキューブ1個につき1勝利点

このキャラは難しいですよ。

能力の特徴的に、オートメーションをできるだけ多く起動させたいキャラクターですね。
産業ボーナスの発動回数は、最大でオレンジ4回、緑4回、黒7回と、カードプレイでそれぞれ1回ぶん増えるかどうかですので、能力の得点効率だけを考えると、オートメーションで黒に強いカードを刺して、工業でぶん回していくのが理想になるかと思います。

また、ゲーム開始時点でオートメーションを2枚無料で刺してからスタートですので、よっぽどこれをうまく使ってねキャラなんでしょう。
しかしまあ安定しません。
正直、初手の8枚で良いカードを刺せれば強いですし、滑れば弱いです。
しかも、滑った時が悲惨で、刺したくもないカードで貴重なオートメーション枠の2枠を強制的に食わされた状態で始まるのは見てられません。
良くも悪くもピンキリのキャラクターと言えるでしょう。

本当は工業で産業ボーナスを目一杯起動させて時計塔得点を積み重ねたいところですが、ドローが滑ったなら、無理してまでして工業でいく必要はないと思います。
ゲーム中の能力が無いに等しいので、滑ったらおとなしく他のキャラクターが取らない軸でできるだけワカプレの競争率を下げましょう。

セナ・デライト

軸扱いやすさキャラ能力時計塔配置目標
どちらでも★★★☆☆★★★☆☆2~3ラウンド目
能力:カードプレイをするたびに1金収入値アップ&スイーツタグ6種類を1個ずつ持っている
時計塔能力:建てた以降、カードプレイをするたびに追加で2勝利点を得る

カードで何とかしていくキャラクターですね。

スイーツタグを6種類を1個ずつ持っているので、カードのタグ参照効果を発揮させやすいのが強みです。
タグでシナジーがあるのはやはりショートケーキとティラミスとチョコケーキですね。
ショートケーキに関しては、『4個で達成』のマイルストーンにも影響するので、ここのレースには圧倒的に有利です。チョコケーキもカードコストの軽減に係るので見逃せません。

カード効果でよく要求されがちなショートケーキとティラミスは、2個ずつでもあれば大体のカードは強化されます。
『カーラ・カラメリタ』と『ウェス・ウィスプ』には、それらが1個ずつ付いていて強いので、引いたらできれば使いたいですね。

カードプレイのたびに1金の収入が上がるのも、まさに「カードプレイしたいっす」と言わんばかりの能力ですし、時計塔を建てたらダメ押しかのように、カードプレイ毎に2勝利点も付いてきます。

ウサギでも工業でもいけてしまうキャラクターですが、結局のところどっちかに絞った方が楽ですし、得点も伸びやすいので、プレイヤーがゲーム中の全体の動向を見ながら方針決定をしなければいけないのが難しいところです。
カードキャラなので、結構カードの効果に注目してしまいがちなのですが、カードは基本的には強いことばっかり書いてあるので、カードに振り回されて取っ散らかって爆散するパターンがよくあります。
ある程度は、カードの言うことばっかり聞かないメンタルが大事になってくるキャラクターです。

グレーテル・シュトーレン

軸扱いやすさキャラ能力時計塔配置目標
ウサギ★★☆☆☆★★★☆☆3~4ラウンド目
能力:アクションスペースを使用する時の手札コストを、同じ個数のダイヤでも支払える&収入フェイズ時にダイヤ1個得る
時計塔能力:建てた以降、上記の方法で支払うダイヤ1個につき3勝利点を得る

アクションスペースを踏む際は、コストとして手札のカードを規定枚数捨て札にする必要がありますが、この子は手札コストをダイヤで代用できる能力を持っています。

つまるところ、このキャラクターにとって、ダイヤがもらえる話は全て“1ドロー”に似た意味を持ちます。カードと違って、捨てて2資源にするなどのフリーアクションへの代用はできませんが、「良いカード引いたけど、アクションするために捨てなアカン…」みたいな時に重宝する能力ですね。
そんな能力を持っていながら、収入時に1ダイヤもらえる優秀なおまけつきです。

時計塔を建てた後は、ダイヤがもらえるアクションスペースを踏むために、カードを捨てる代わりに1ダイヤを捨てると、1ダイヤもらえて、且つ3勝利点もらえます。なにいってだ。

とにかく、ダイヤでアクションを踏むほどに勝利点がもらえる点を最大限活かしたいので、本当はこの能力は時計塔を建てるまでは、できるだけ封印してゲームを進めたいところです。
通常のキャラよりも、何もしなくても収入でダイヤが5個多く手に入るので、ためておいて、時計塔を建てた4ラウンド目や5ラウンド目にダイヤでアクションを踏みつつ、余った手札は2資源に変える、みたいな動きがわかりやすいかと思います。
繫栄トラックやオートメーション化にも適宜使っていきましょう。
特殊地形タイルは「2ダイヤ1ドロー」がこのキャラクターにとっては“3ドロー”みたいなもんなので、わりかしシナジーがあるかと思います。当然、タイルを取る段階で足りてないものにするべきではありますが、判断がむずいです。

時計塔の条件が厳しめではあります。ので、オレンジタイルとチーズテントを3つがマストであるなら、そのままウサギで突っ走った方がやりやすいでしょう。
終盤のアクションはダイヤで踏みながら、ウサギを置くための麦は余ったカードを捨てる…
でも繁栄トラックをゴールさせるためのダイヤはとっとかないといけないし、オートメーション化のためにもダイヤが…
この辺のリソース管理において、他より複雑な計算が必要なので、扱いやすさを低めに設定しましたが、慣れるとなんてことないです。強い子です。

サクラ・モチ

軸扱いやすさキャラ能力時計塔配置目標
どちらでも★★★★★★★★★★2~3ラウンド目
能力:1ラウンドに1回、フリーアクションで手札を1枚捨てて、共通サプライからアクションディスクを1つ取る&和菓子タグを1つ持っている
時計塔能力:建てたら即時で1回、カードの山札からパス時市民カードを2枚選んで手札に加え、その2枚のうち1枚を無料でプレイする

ぶち壊れのとんでもねえヤンキーです。

まず、フリーアクションで1ラウンドに1回、手札を1枚捨てると、アクションディスクがもらえます。
そうです。この子はワカプレを知らないのです。
時計塔能力も非常に強力です。カードデッキからパス時市民カードを2枚サーチした後、そのうち1枚を無料でプレイできちゃうスグレモノ。パス時市民カードは得点に直結するので、これが強いのは言うまでもありません。

そんな強力な時計塔も、条件はそこまで厳しくないので、3ラウンド目には建てたいですね。運が良ければ2ラウンド目には建てられちゃいます。
建てる時に意識したいのは、「サーチしたカードを同一ラウンド中にプレイできるか」という点です。せっかく2枚もサーチできるので、片方は無料でプレイできるとして、もう片方も同一ラウンド中に張ってしまえた方が当然得点が上がります。ですので、3ラウンド目は、サーチしたカードを張る前提でお金を残しておく必要があるということになります。

軸については、ワカプレ関係ない上に、時計塔の条件も、どれにも色指定が無い都合、ウサギでも工業でもなんでもやっていいのですが、和菓子タグを最初から1個持っていることから、シナジー的にはウサギがややおすすめです。

カードのタグ参照効果に、「和菓子タグ1個ごとに1歩食料トラックを進める」や、「和菓子タグ1個ごとにウサギを1匹置く」といったように、とんでもねえこと書いてあるものがあります。
どうせ、パス時市民カードの得点を伸ばすために、和菓子タグを集めることになりますので、こういったカードを引いた時の爆発力がすさまじいです。
しかし、このようなカードは引けるとも限らないので、手札の状況や他プレイヤーの状況次第で柔軟に対応しましょう。全然工業でもやれますし、軸が被ってもやっていけます。ワカプレ関係ないので。。

コーラル・ライラ

軸扱いやすさキャラ能力時計塔配置目標
両方★★☆☆☆★★★★☆3~4ラウンド目
能力:収入フェイズ中、繁栄トラックを色ごとに進めた歩数を合計し、最も進んでいない1色を合計で2歩進める
時計塔能力:パス時に最も進んでいない繫栄トラック1色の合計歩数×2勝利点を得る

さてここにも問題児が現れました。

収入時に最も進んでいない繫栄トラックの1色を合計2歩無料で進める問題児です。
他と比べて、ゲーム通してトータル10歩分を勝手に進めてくれるので、普段繫栄トラックに割り振る分のタイルボーナスをやや多めに収入に割り振っていいことになります。

これとんでもなく強いです。しかし、この能力に胡坐をかくと、えらい目にあいます。
確かにとんでもなく強いのですが、ゲーム中のアクションに対して恩恵があるわけではありません。ですので、繫栄トラック以外のすべては、プレイヤーが自力でなんとかするほかないのです。

時計塔のボーナスも強力で、パス時に最も進んでいない繫栄トラック1色の歩数×2勝利点となっております。うまくやれば、5ラウンド目のパス時にこれだけで20点とか平気で入ります。
ただ、問題はこの時計塔にあります。

時計塔を建てるための要求に、「食料トラック4歩」と「工業トラック4歩」が必須条件になっています。つまりは、ウサギも工業も両方うまいことやる必要があるのです。そして、時計塔を建てた後に、どっちに極振りするかをプレイヤーが決めなければなりません。ここが本当に難しい。
そこで便利なのが、理想ムーブのウサギと工業の両方の1ラウンド目の目標それぞれを1~2ラウンド目で達成しておくことで、どちらにも柔軟に割り切りやすくなるということです。
その後は、各色の繫栄トラックをええ感じに全部やった方が得点は伸びやすいのですが、そこは練度がモロに出るので、結局のところ初心者向けのキャラクターではないですね。使いこなせるようになったら、めちゃくちゃ強いキャラクターです。

ジャスミン・メイ

軸扱いやすさキャラ能力時計塔配置目標
空いてる方(理想はウサギ)★★☆☆☆★★★★☆3~4ラウンド目
能力:スキルタイルを得るたび、追加でもう1枚得る
時計塔能力:パス時に所持しているスキルタイル1枚につき1勝利点を得る

この子も難しいですね。

スキルタイルを1枚取れるよって時に1枚ではなく2枚取る。そりゃあもう。
ただですね、能力が強いが故に、基礎の収入値がとても低く設定されています。
収入値と照らし合わせると、1ラウンド目にスキルタイルの「4資源フリップ」と「8金フリップ」を両方取って、やっとエリ・マカロンに並ぶ(これでもやや劣る)ことになります。この子が弱いのではないです。エリ・マカロンが強いのです。
そして、1ラウンド目にフリップタイルを2枚取るということは、それ以降はフリップの2アクション分多く行動するということになります。ですので、パス順で次のラウンドの手番順が決まるバリアントルールを採用している場合、基本的にはスタートプレイヤーはまずとれないです。ですので、あえて諦めて、フリップタイルと、いっそパス時得点のスキルタイルの組み合わせで取るのも手です。その場合は、取らなかった方のフリップを無しでしばらくやっていくことになるので、まあしんどいっすね。

しかし、スキルタイルを倍取れるのはやはり強いです。
ウサギ軸なら最大でも3枚(工業を絡めるなら4枚)、工業軸で最大5枚とれるところが、その倍なので、工業をやれば、最大10枚もスキルタイルが取れるのは単純に倍のアドバンテージです。

ここまで見れば、工業で行った方がキャラクター得点を最大限取れるので、工業キャラかと思うじゃないですか。もちろん、工業でやり切れる方が理想的ではあります。
しかしですね、時計塔の要求は、「食料トラック3」がマスト、「工業トラック4歩」に関しては、代わりに「カード4枚プレイ」でも可となっています。
ですので、そのままウサギで行く方が楽っちゃ楽です。
これについては、フリップタイルの影響でスタPが取れない都合を鑑みて、ワカプレ的には空いてる方に行くのが吉かと。
結局のところ、軸の判断が必要となりますので、簡単にはいかないキャラクターですね。

ソルビー・ショコラ

軸扱いやすさキャラ能力時計塔配置目標
がっつりウサギ★★★★★★★★★☆3~4ラウンド目
能力:フリーアクションで、食料トラックを進めている歩数に応じて1麦/1道/1繫栄トラックをそれぞれラウンド毎に1回ずつ、個別のタイミングで得る
時計塔能力:パス時に地図ボードに置いているウサギ1匹につき1勝利点を得る

群を抜いてわかりやすいし、強いし、シンプルでとてもいい子です。

軸は能力を見ての通り、がっつりウサギですね。
食料トラックを進めれば進めるほど、ラウンドごとにフリーアクションでもらえるものが増えるので、そのままウサギを置いていくことになります。

時計塔の要求も、時計塔能力も、ウサギで行ってくれと言うております。
理想ムーブで紹介した通りの動きをそのまんま当てはめて、フリーアクションのボーナスもしっかりもらえれば、300点を安定して取れるポテンシャルがあります。(もちろん、他プレイヤーの動向によってアドリブ対応は多々必要ですが)

課題は、いかに都市をつくって、いかにしてマストでウサギを置ききるか。これにつきます。
軸の被りが起こった時にどう対応するかで、プレイヤーの練度が出ますので、油断せずにしっかり対応していきましょう。

リッカ・ベリー

軸扱いやすさキャラ能力時計塔配置目標
たぶんウサギ★☆☆☆☆★☆☆☆☆2~3ラウンド目
能力:アクションスペースのウサギを置くアクションで支払う麦を、任意の個数分木で代替してもよい
時計塔能力:パス時にウサギ駒を含む都市1つにつき1都市点を得る

曲者。

最も我々の頭を悩ませた魔性の女です。200ゲーム以上遊んだ今でも悩まされ続けています。
どうすりゃいいんでしょうか。

まず能力なんですが、ウサギを置くアクションの際に、払う麦を木で“代用してもよい”です。
木なんか余らねーんですよ。
一番の問題点は、フリーアクションでどうのこうので超強力なモンがもらえるバケモンたちがはびこる世界で、アクションを踏まないと能力が発動しないのは、あんまりじゃあありませんか。ほんで、その能力が“木で代用”て。

極端に言いましょう。この能力は、便利ですが使ってはいけません。

木が足りなくなるからです。
「じゃあ木の収入上げればええんや!」
何度も試しました。うまくいきませんでした。
最終ラウンドの、木が余ることがハッキリしてから使うと便利だねぐらいのもんです。

何十回とリッカ・ベリーでゲームして、おぼろげに分かってきたことは、「この子は都市点でなんとかするタイプ」説があるということです。
時計塔の能力で、パス時に「ウサギが含まれている都市1つごとに1都市点」とあります。これは正直強いです。ので、おそらくは、理想のペースとしては1ラウンド毎に1都市増やしつつ、その都市に同一ラウンド中にウサギを置く、をコンスタントに続けることでしょうか。
ということなので、ウサギを置ききる必要はなくて、ゲーム終了時に5都市+各都市に1ウサギが目標値かと思います。
 ・2ラウンド目に1都市目+1ウサギ
 ・3ラウンド目に時計塔込みで2都市目+1ウサギ
 ・4ラウンド目に本気出して4都市+2ウサギ(地図ボードのボーナスウサギ込み)
 ・5ラウンド目に5都市目+1ウサギ
 ・ここで木が余ったらウサギをさらに置く

これで、ざっくり25都市点は取れますし、繫栄トラック緑や、地図ボードのボーナスで合計30都市点が理論上狙えます。都市をつくる流れで、チーズテントとシュークリームハウスは建てきりましょう。
能力に頼れないので、かなり高い理想です。ぶっちゃけカードの補助が無いと厳しいですが、これを目指すことでやっと300点の壁が見えてきます。

そんなリッカ・ベリーですが、最近の研究では、工業を意識的に織り交ぜた方が安定する説があります。
カードやパス時支援タイルの補助が必須であることに変わりないですが、工業を進めてもらえるものをアテにしながら、建築しなかったときに浮く木でウサギを置く動きですね。
こちらは別プレイヤーのレポートからのアイデアですし、研究途中ですので、まだなんともなんですが、もうちょっと研究します。

ゲームに慣れてきて、320点を目指しだすと、めっちゃ難しいキャラクターですが、ここを乗り越えられれば、どのキャラでも300点取れるプレイヤーになっていることになるかと思います。

ナタ・パステル

軸扱いやすさキャラ能力時計塔配置目標
工業をがんばる★★★★☆★☆☆☆☆3~4ラウンド目
能力:アクションスペースの工業を進めるアクションの際に支払う鉄が1安くなる
時計塔能力:パス時、今回のパスによって得られる工業点1点につき1勝利点を得る

工業のキャラで、能力も工業トラックを進めるアクションにかかる鉄コストを1軽減してくれます。

理想ムーブの工業軸の1ラウンド目の目標が、鉄軽減があるおかげで、パス時支援タイルの補助が全くなくても、達成できるだけの初期資源を持っていますので、わりかし再現性は高いと思います。

ただですね、ここからなんですよ。そう、2ラウンド目からです。
能力はリッカ・ベリーと同じく、アクションを踏まないと発動しないので、コンスタントに工業トラックアクションを踏まないといけません。
時計塔の得点の入り方も、どんどん工業トラックを進めていくことを要求していますので、馬車と機関車の両方を行き切ることを目指します。

となると、アクション数と資源がやはり足りないのです。そこのところを、カードやオートメーションや特殊地形タイルで賄って、ワカプレにも勝つことが必須になるので、総合的に盤面を判断する必要が出てきてしまうのです。

このキャラクターに関しては、工業トラックを馬車も機関車も両方行き切るためなら、多少は都市を諦めてもいいと思います。大体どのキャラでも最終的には5都市作れたら「頑張った!」となりますし、5都市をできれば目指したいですが、ナタ・パステルは3都市とか4都市でもいいです。
その代わりに、工業トラックを両方行き切りましょう。手札状況が悪いときは、それぐらい極振りした方がおそらく伸びます。

ビスキュイ・バステト

軸扱いやすさキャラ能力時計塔配置目標
がっつり工業★★☆☆☆★★★★★3~4ラウンド目
能力:フリーアクションで、ラウンド毎に1回、牛乳を含む都市1つにつき工業トラックを1歩進める
時計塔能力:パス時、牛乳を含む都市1つにつき1工業点を得る

がっつり工業お姉さんです。

初心者向けではありませんが、使いこなせるようになるとその壊れ具合に気が付くと思います。
フリーアクションで、1ラウンドに1回、牛乳を含む都市1つにつき工業トラックを1歩進めるという能力がカギです。

最初のころは、工業をやりながら土地を工面するのが、至難の業ですので、工業をやりつつ都市をつくる、尚且つそれぞれの都市をつくるペースに合わせて牛乳を建てていく。なんてこと到底やってる余裕がありません。
しかし、「都市をつくる」ということ自体に慣れれば、わりと簡単にできます。
そうなればこっちのもんです。
1ゲーム通して、10~14歩分の工業トラックを“フリーアクションで”進めることができます。
工業をすべて行き切るためには、合計で34歩必要なところのおよそ3分の1がフリーアクションでもらえるので、本当に強いです。

しかも、時計塔のパス時得点は牛乳を含む都市1つごとに1工業点ですので、ここら辺を合わせると、30工業点は余裕で出ます。ブラウニービルの建てきりまで行くと、ウサギを置ききったときの得点を凌ぐ点数が出るのです。

時計塔を建てる条件要求もそこまで厳しくないので、都市をつくるのに慣れたらこの子で工業をぶん回してみてください。工業のアクションをそこまで踏まなくてもいいところも強いです。余ったアクション権はタイル配置なり、道引くなりしてください。ぶん回ります。

まとめ

全キャラ一気に見ました。

共通して言えることは、「どのキャラでも、なんの軸を取ろうとも、都市をできるだけ諦めてはならない」ということです。
そして、「都市はメインの得点源になり得ない」ということです。

結局のところ、ウサギか工業(例外はあります)で得点を取りに行く中で、都市点を上乗せすることで初めて300点の壁が見えてきます。
今回の記事も、なにかの参考になればと思います。

タイトルとURLをコピーしました